開いた口が・・・・クロスキハシコウ [鳥類]
引き続き、コウノトリの仲間です。
African Openbill 黒くてクチバシに隙間があるコウノトリなので、和名はクロスキハシコウ。
アジアにも同属の種が生息しており、
こちらは Asian Openbill 、白黒2色で和名は、ただのスキハシコウ。
詳しくはこちらでどうぞ。
South Luangwa には普通に生息しているらしいのですが、私はあまりみかけませんでした。
写真は家の近くに木に飛んできた時のもので、この時ぐらいしか見た記憶がありません。
手前に写っている線は電線です。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、クチバシに隙間がありますね。
巻き貝(タニシとか)などを餌としていて、この隙間で割って食べるそうです。
赤・黄・白・黒・・・クラハシコウ [鳥類]
ツルの仲間は、少ないようですが(ホオジロカンムリヅル、一種)・・・・
コウノトリの仲間は、結構みられます。
以前書いたハゲコウもコウノトリの仲間です。
黒・赤・黄色と派手なクチバシをしているのが、
クラハシコウ Saddle-billed Stork 。
和名は英名の直訳のようで、
Saddle・・・・・・・・・・・・鞍 :クラ
Bill・・・・・・・・・・・・・・・・クチバシ:ハシ
Stork・・・・・・・・・・・・・・コウノトリ:コウ
「クラ」というのは、嘴の黄色の部分で、これが馬につける鞍のようにみえるらしいです。
初めて見た時、何となく「水飲み鳥(平和鳥)」のような印象を受けたのですが・・・
私だけですかね・・・・
アフリカ大陸に広く分布しているとのことで、
川の中やLagoonの岸辺、草地などでよく見かけました。
幼鳥数羽と一緒にいる成鳥なども見たことがあります。
幼鳥は成鳥に比べ地味な色彩でした。
幼鳥の写真もあることはあるのですが、小さいので・・・・
Luangawa River で
Lagoon で・・・ペアかな
体は、雌よりも雄の方が大きいそうです
水辺から離れた草地で
上の写真は、雌だと思います。
わかりにくいですが、目が黄色いのが雌。
目が黒っぽくて、嘴の付け根あたりに黄色の肉垂があるのが雄。
久々の更新・・・・・カンムリヅル [鳥類]
久々の更新です。
「今年はもう少し頻繁に更新する」とか書いていたような・・・(→)。
実は、PCの調子がずっと悪くて・・・・・・・・・・・ (ウソです)
ホントは、年明けから体調がすぐれず、
寝たり起きたりの日々が続き・・・・・・・・・・・・・ (これもウソです)
単に「やろう」という気持ちが弱かっただけです。 (首相みたいですが・・・)
ゴールデンウイークも過ぎ、「ちょっと更新しようかな」という気持ちになったようです。
さて、古い話になりますが、1月2日の写真 、年頭なので、おめでたい鶴にしてみました。
おわかりの方もいらっしゃるとは思いますが・・・・・・・ホオジロカンムリヅルです。
日本でも、どこかから逃げ出した個体が手賀沼などで見られたことがあるようです。
ペットショップでも売っているらしいです。
英名は Grey Crowned Crane 、
海外の方は部分より全体を見るのでしょうか・・・「ホオジロ」は関係ないようです。
このほか、Black Crowned Crane というのもいます。
「ホオアカ」なんですが、和名はただの「カンムリヅル」のようです。
ちなみに日本の「タンチョウ」は「 Red-crowned Crane 」です。
2種ともアフリカ大陸に分布しています。
それぞれが2亜種に分かれ、4亜種となります。
☆ Grey Crowned Crane
◇ East African Crowned Crane (ケニア・ウガンダ~タンザニア~ザンビア)
◇ South African Crowned Crane (ジンバブエ~南アフリカ)
☆ Black Crowned Crane
◇ West African Crowned Crane (西アフリカ)
◇ Sudan African Crowned Crane(スーダン~エチオピア)
亜種名になると、「Grey」とか「Black」とか色は関係なくなり、分布する地域が名前となります。
4亜種の分布は、重なりが無いようです(Greyの分布、Blackの分布)。
ザンビアに生息するのは East African Crowned Crane になります。
ウガンダでは国鳥とされ、国旗にも描かれています。
これは Munda Wanga で撮った写真です。
Luangwa River 川岸で採餌
流れの浅い所でも採餌・・・?
渡りをする鳥ではないので、通年同じ所に生息しているようです。
Luangwa Valley でも、年間を通して普通に見られる鳥とされています。
ただ、いつもいるような鳥ではなかったように記憶しています。
繁殖期と非繁殖期では多少の移動があるようなので、
私の住んでいた地域では、いない時期もあったのではないかと思います。
軽業師・・・・・Bateleur [鳥類]
Fish Eagle ほどではないですが、時々見かけたワシタカの仲間です。
「 Bateleur 」
何と発音して良いのか・・・・。
「バッテラ」と言ってしまいそうですが、アクセントを変えれば間違いでもなさそうです。
こちらで確認してみて下さい(単語の横のスピーカーマークをクリック)。
語源は、フランス語で、「軽業師」という意味があるそうです。
ちなみに、タロットカードの「魔術師」は、フランス語では「 Le Bateleur 」 。
アクロバティックな飛行をすることが、名前の由来らしいのですが、
私は、上空で帆翔している姿しか見たことがありません。
和名はダルマワシ、尾羽が短く、ずんぐりしているからでしょうか・・・。
学名は、Terathopius ecaudatus で1属1種です。
日本で見られる鳥の中で、強いて近い仲間を挙げるとすると、カンムリワシになります。
草原上空を旋回しながら飛翔し、鳥や小型の哺乳類、屍肉を餌としています。
写真も撮りましたが、良いものはないので、こちらをご覧下さい。
シルエットですが・・・・何か餌を持っているようです。
獲物は・・・・Fish Eagle [鳥類]
Lagoon などで獲れる魚の写真がありました。
Fish Eagle は、たぶん、こういう魚を食べていたのでしょう。
これらの魚は、漁師から買ったものです。
店があるわけではなく、集落に時々現れる程度でした。
漁師も専業なのかどうかわかりません。
ナマズ
単にナマズではなく、ちゃんとした名前があるのでしょうが、わかりません。
値段は400円ぐらいでした。
タイガーフィッシュ
タイガーフィッシュと呼ばれていたと思います。
6尾で300円ぐらいでした。
ちょっと拡大・・・・おそろしい歯ですね
ティラピア
形が鯛に似ているからか、「Bream」 と呼ばれていました。
日本でも養殖されていますね。
チカダイとかイズミダイとか名付けられて・・・。
岩手県のどこかで(たぶん北の方)、養殖場の看板を見た記憶があります。
何でしょう?
なんだかわからない魚です。きっとこれも食べたんでしょうね・・・・。
わかりにくですが、3羽います。もめていたようです。
これだと3羽、わかります・・・?
三色・・・・Fish Eagle [鳥類]
Fish Eagle です。
和名はサンショクウミワシ。
アフリカに広く分布しているようです。
休憩中・・・・?
学名は、Haliaeetus vocifer
日本で見られるオジロワシやオオワシも Haliaeetus属です。
アメリカの国鳥であるハクトウワシもお仲間です。
Fish Eagle は、ザンビアの国鳥で、国旗にも描かれています。
飛び立つ・・・?
ワシタカの類では、最も普通に見られる種で、このほかのワシタカ類はあまり見たことがありません。
獲物は主に魚なので、Lagoon 周辺で見かけることが多く、よく木にとまっていました。
木の下で大きなナマズ(と思われる)の骨を見つけたことがありました。
最初、「?????」 だったのですが・・・・・。
Fish Eagle の仕業だということで、一人で納得しました。
ちょっと遠い
これも遠い
近いけど、ピントが・・・
飛び立ちました
また・・・またハチクイ [鳥類]
また、ハチクイです・・・
White-fronted Bee-eater(Merops bullockoides)、和名はシロビタイハチクイ。
時期は覚えていないのですが、家の周辺にいました。
多少大きく写った写真も撮れましたが、さらに良い写真をご覧になりたい方は、こちらかこちらへ。
Carmine 同様、川の崖地に繁殖コロニーをつくるのですが、確認はしていません。
コロニーには、繁殖しないでヒナの世話をするヘルパーがいるそうです(協同繁殖)。
当時、写真に撮ったのは、ベニハチクイ、ヒメハチクイ、そして、このシロビタイハチクイの3種です。
このほかに Luangwa Valley では、
European Bee-eater(Merops apiaster)、ヨーロッパハチクイ
Swallow-tailed Bee-eater (Merops hirundineus) 、エンビハチクイ
が見られるらしいです。
残念ながら、写真にも記憶にもありません・・・。
家の前で
よく電気の止まる電線で羽づくろい
鳴いてます(たぶん・・・)
虫を捕ってきました
もうちょっと大きく撮れました
なんかいるの・・・?
また・・・ハチクイ [鳥類]
Carmine Bee-eater と同じフィルムに写っていたハチクイです。
Little Bee-eater(Merops pusillus)、ヒメハチクイ・・・だと思います。
Carmine Bee-eater と違って、繁殖コロニーはつくらないようです。
季節的な移動をするのかどうかわかりませんが、
Luangwa Valley では普通に見られるハチクイとされています。
Lagoon近くで
向きを変えて
当時住んでいた家の裏でも見られました(時期はちょっと違います)。
とまっているのは、洗濯物を干す針金です。
写っている木は、その後ほぼ消滅してしまうことになりますが、その話題は後日・・・。
家の裏で鳴いている(ちゃんと補正をかけておけば・・・)
前向きになりました
餌をとってきた・・・ハエですね
川崖の団地 ベニハチクイ(Carmine Bee-eater) [鳥類]
前回の記事で書いたアフリカハゲコウは無事捕獲され、
今日・明日あたりから展示が再開されるみたいです。
逃げ出したのは雌だったんですね。
前回が鳥ネタだったので、今回も鳥にします。
Luangwa River の川岸は、土の崖になっているところが多いのですが・・・
ここに集団で巣を作る鳥がいます。
Carmine Bee-eater というハチクイの一種です。
ブッポウソウ目 カワセミ亜目 ハチクイ科に属し、カワセミに近い仲間です。
今は「Southern」がついて Southern Carmine Bee-eater
和名はミナミベニハチクイ
学名は Merops nubicoides で、変わっていないようです。
樹上にたくさん
渡り鳥です。
乾期の後半、8~9月ぐらいに現れたように記憶してます。
(フィルムの現像が10月なので、たぶん・・・)
穴がたくさん空いてます。
もう少し近づくと・・・
巣穴は自分で掘るらしいのですが、お隣との距離が妙に近いような・・・
並んでとまってます
きっと、ご近所とのもめ事とかはないのでしょう。
虫を捕りました
「ハチクイ」というだけあって、昆虫が主食です。この写真の獲物はハチかどうかわかりませんが・・・
写真が今一つですが、かなりきれいな鳥です。
ちなみに83年の撮影です。
フィルムは、使用期限が過ぎてしまったコダクロームなので、赤みが増してるかもしれません。
「Carmine Bee-eater」で検索すると、きれいな写真をみられるサイトがあります。
お試し下さい。
今、ちょっと話題の・・・ハゲコウ [鳥類]
千葉の動物園からアフリカハゲコウ(Marabou Stork)が逃げたというニュースが伝わっていましたが、
今朝の新聞にも載っていました。
確か写真があったような気がしたので、ちょっと探してみました。
数枚ありましたが、Luangwa Valley のものはありませんでした。
Luangwa ではあまり見かけなかったのか・・・
それとも、当時、あまり興味が無かったのか・・・
最初の写真は Munda Wanga で撮ったものです。
ここは首都ルサカの南にある動植物園で、「私の庭」という意味だったような・・・。
結構グロテスクです。特に頭と、喉から下がっている赤いのが・・・
赤いのは空気袋だそうですが、詳しくは知りません。
Munda Wangaにて
これはLochinvar National Park に行った時のものだと思います。
手前の白いのはカモメの仲間・・・?
Lochinvar National Parkにて
タンザニアとの国境近くにある Kalambo Falls では、見下ろしで撮りました。
腕が悪くて、白飛びしてます。
Kalambo Fallsにて