かわいそうだ・・・ゾウ [哺乳類]
アフリカゾウの寿命は、70歳ぐらい。
10~12歳で性成熟し、その体は、生涯をとおして成長しつづけ、
体高(肩高)は3mにもなるそうです。
ゾウの臼歯は、何回か生え替わるのですが、
最後の臼歯がすり減ると、食べることが出来なくなって死んでしまうということです。
詳しくはこちらをご覧下さい。
最後の歯まで使えるゾウは、天寿を全うしたということになるのでしょう。
中には密猟やケガなどで命を失う個体もいることでしょう。
ある日、事務所の近くで(1~2km位離れたところですが)、若いゾウを見つけました。
周りにほかのゾウはおらず、どうもケガをしているようでした。
事務所に戻って、これを伝えたところ、即座に射殺が決定です。
若いゾウだし、ケガの様子もわからないし、何も殺さなくても・・・と思ったのですが・・・。
ケガをしているゾウは危険ということで、国立公園の職員によって射殺されました。
こんな事になるなら、教えない方が良かったかな・・・とも思いましたが、
現地の人も一緒に見たので、やむを得ないことでした。
殺されたゾウがどうなったかというと、解体され、たぶん食料として配られたのだと思います。
射殺されたゾウの写真もありますが・・・。
かわいい・・・・ゾウ [哺乳類]
徳山動物園のマルミミゾウが、実は違っていた という記事がありました。
和名だとちょっとわかりにくいですが、アフリカゾウですね。
マルミミゾウの英名は African Forest Elephant 。
普通にアフリカゾウと呼ばれている方は、 African Bush Elephant や Savanna Elephant 。
Norman Carr の「The Luangwa Valley 」 でもイラスト入りで紹介されており、
外見の違いとして、牙(象牙)の形を示しています。
「Forest」 は牙があまり湾曲せず、下の方に伸びています。
「Bush」は牙が湾曲して前方に伸びています。
こんな外見ではなく、DNA解析から確定されたので、仕方がないですね。
Luangwa Valley に生息しているのは、「Bush」 の方です。
「Bush」 は 「Forest」 より大型ですが、子ゾウなら、そう大きさは変わらないのかもしれませんね。
ムンダワンガ動植物園で放し飼い(?)されていた子ゾウ。
かわいいですよね。
今は立派な大人になっていることでしょう。
ちょっとぶれてますが・・・
母親のお乳を飲んでいるのでしょうか・・・・
これはSouth Luangwa で撮ったと思います。